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Surf culture

カリフォルニア漂流記1988

Writing & Photo by Novoru Sugiyama

〜 第3部 サンフランシスコで迷子になる! 〜

サンフランシスコの天気は晴れ。空港を降りると、空気はひんやりしていた。
果たしてPJは迎えに来ているのか?出口ゲートを見回したが、それらしい人物はいなかった。
少しの間、待ってはみたが、なかなか来ないので電話をかけてみる事にした。
ところがオペレーターしか電話に出ないのである。何を言っているのかもわからないし。
(後日わかったが、コインが足りなかったらしい)
どうにもこうにも、早く飛行場から出てサンフランシスコの町に出たい!
憧れのアメリカ・カリフォルニアの大地を踏みしめたい気持ちだった。


こうなったら最後の手段、事前にPJから教えてもらった住所をたよりに
タクシーで行くしかないと決めた。例の200ドルのトラベルバウチャーを使えばいい。
タクシー乗り場へ行きPJの住所を見せた。
運転手は「OK!心配するな。大丈夫だ」なんて言ってはくれたが表情をみると自信なさそうな顔をしていいた。
どうにかなるだろうと安易な気持ちで運転手にまかせたが、1時間半くらい乗っている。
町の雰囲気はサンフランシスコの郊外というよりも下町だ。
犯罪の匂いが漂っている町並みだった。
運転手も僕以上に焦っている様子で、しまいには「俺もわからないから、ボスの所へ行き直接PJに電話してもらうことになった。

やっとPJと連絡が取れて、どこかのバーガーショップで待ち合わせる事になった。
そこは同じ住居が立ち並ぶ新興住宅地の中にあった。
バーガーショップのパーキングに車を停め運転手は中に入っていった。
直ぐに戻って「やっと着いたよ」僕は料金を払ってお礼を言った。
彼は、本当に疲れた顔をして「グッドラック!」と一言残して走り去って行った。

僕はアルミフレーム製のバックパックを背負い中に入った。
すると学生らしいアルバイトの男がビッグサイズのコーラを持ってきた。
お金を渡そうとすると 「要らない」と言って戻った。
なんて良い奴なんだろう、それともさっきのタクシードライバーのおごりか何て考えながら、
西日の当たる家々を見ていたら やっとPJらしき人物が来た。
サーファーの雰囲気がまったくないと言っていい 程普通の人だ。
顔はケントデリカットによく似ていた。
僕等は挨拶を交わして バーガーショップを出た。

The Endless Summer

[ PJ at home ] photo : Novolu

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