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Surf culture

For Da Day!

Written by Ulu

深夜2:00。小雨の中、猛烈な疲労と、睡魔が襲ってきた。
忍耐力がある訳でもないし、もともと人と競うのが好きな訳でもなかった。
ただ自分がどこまで出来るか、極限で自分が何を感じるのか、試してみたかった。
「日本山岳耐久レース」。24時間以内に奥多摩一周72キロメートルを走りぬくことが、今回の目標。

午後1:00、スタートの合図で2,000人の参加者が、一斉に飛び出した。
この中でゴールにたどり着くのは半分ほど。
自分がその半分のなかに残れることを祈った。

登山道を走る為、ため食料と水分はすべて背負って走る。
途中に売店などはないので、水以外の補充は出来ない。
食料が少ないと体が動けなるし、荷物が増えると今度は動きが鈍くなる。ここもキーポイントだ。

最初は元気に飛ばしていた仲間も次第に遅れていき、
日が暮れる頃には前後の間隔もかなり開いてきた。

午後10:00、10月の奥多摩は夜になると気温10度を下回る。
道を照らすのは自分のヘッドランプのみ。足にはマメができ、関節には痛みが走る。
ここからはまさに自分との戦い。

走っている最中は何を考えていただろう?とにかく何かを考えているか、鼻歌でも歌わないと
時間が過ぎない。目の前のトレイルを見ながら、意外と普通の事を考えていた。

家族のこと、しばらく会っていない友人のこと、晩御飯の献立、そしてサーフィンの事も。
まったく違うスポーツだが、どこか似ているところがある事に気が付いた。
風を感じ自然に身を任せ、猛スピードで駆け抜ける。
長くて緩い下り坂は、綺麗に整った波に似ている。
九十九折を当て込むように降りていくと、今度は長い上り坂をゆっくりとパドルアウト。
山の尾根をつなぎその繰り返しだ。

夜通し走ってひとつ大きなことを学んだ。それは「前を見て常に先へ進むこと。そして続けること」
どんなに遠くて心が折れそうになっても、とにかく一歩、前に足をだす。
小さな作業だけど、そうすればゴールに一歩近づく気がした。
これもサーフィンと同じ。
どんなコンディションだろうと、とにかく毎日・毎週続けることが、
すべて「その日」につながっていく気がする。

午前8:00、曇り空の切れ間から見える朝日を浴びながら、ゴール。
こんな過酷なレース、もう出たくないと思っている。
が、おそらく来年も出場するだろう。そしてまた同じことを考えるだろう。

[ GO FOR IT! AIM HIGHER AND HIGHER!! ]
photo :Tetsu Kinoshiro

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